キャリア教育


 キャリア教育の定義
  一人一人の社会的・職業的自立に向け,必要な基盤となる能力や態度を育てる
  ことを通して,キャリア発達を促す教育
   (中央教育審議会「今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について(答申)」(平成 23 年1月)

    キャリア教育は、子ども・若者がキャリアを形成していくために必要な能力や態度の育成を目標
   とする教育的働きかけです。そして、キャリアの形成に重要なのは、自らの力で生き方を選択して
   いくことができるよう必要な能力や態度を身につけることです。学校では子ども一人一人のキャリ
   ア発達を支援し、それぞれにふさわしいキャリアを形成していくために、様々な教育活動を通して
   必要な能力や態度を育成していく必要があります。自分が自分として生きるために、「学び続けた
   い」、「働き続けたい」と願い、それを実現させていく姿がキャリア教育の目指すものです。

 キャリア教育で育む力
  キャリア教育で育む4つの力=「基礎的・汎用能」
    基礎的・汎用的能力とは、社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度のことです。
   具体的内容については、「仕事に就くこと」に焦点を当て、実際の行動として表れるという観点から、
   「人間関係形成・社会形成能力」「自己理解・自己管理能力」「課題対応能力」「キャリアプランニング
   能力」の4つの能力に整理をしました。
    これらの能力は、包括的な能力概念であり、必要な要素をできる限り分かりやすく提示するという観
   点でまとめたものです。この4つの能力は、それぞれが独立したものではなく、相互に関連・依存した
   関係にあるものです。このため、特に順序があるものではなく、また、これらの能力をすべての子どもが
   同じ程度あるいは均一に身に付けなければならないというものでもありません。


 基礎的・汎用能力
  《人間関係形成・社会形成能力》
   多様な他者の考え方や立場を理解し、相手の意見を聞いて自分の考えを正確に伝えることができると
  ともに、自分の置かれている状況を受け止め、役割を果たしつつ他者と協力・協働して社会に参画し、今後
  の社会を積極的に形成することができる力
  ~例えばこんな力~
   他者の個性を理解する力/他者に働きかける力/コミュニケーション・スキル/チームワーク
   リーダーシップ 等

  《自己理解・自己管理能力》
   自分が「できること」「意義を感じること」「したいこと」について、社会との相互関係を保ちつつ、今後の自分
  自身の可能性を含めた肯定的な理解に基づき主体的に行動すると同時に、自らの思考や感情を律し、今後
  の成長のために進んで学ぼうとする力
  ~例えばこんな力~
   自己の役割の理解/前向きに考える力/自己の動機付け/忍耐力・ストレスマネジメント
   主体的行動 等

  《課題対応能力》
   仕事をする上での様々な課題を発見・分析し、適切な計画を立ててその課題を処理し、解決することとが
  できる力 
  ~例えばこんな力~
   情報の理解・選択・処理等/本質の理解、原因の追究/課題発見、計画立案、実行力
   評価・改善 等

  《キャリアプランニング能力》
   「働くこと」の意義を理解し、自ら果たすべき様々な立場や役割との関連を踏まえて「働くこと」を位置づけ、
  多様な生き方に関する様々な情報を適切に取捨選択しながら、自ら主体的に判断してキャリアを形成して
  いく力
  ~例えばこんな力~
   学ぶこと・働くことの意義や役割の理解/多様性の理解、将来設計/選択、行動と改善 等

◇キャリア通信 No.1~こちらからご覧いただけます→No.1
◇キャリア通信 No.2~こちらからご覧いただけます→No.2
◇キャリア通信 No.3~こちらからご覧いただけます→No.3
◇キャリア通信 No.4~こちらからご覧いただけます→No.4
◇キャリア通信 No.5~こちらからご覧いただけます→No.5
◇キャリア通信 No.6~こちらからご覧いただけます→No.6

教育活動  

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キャリアプランニング能力の育成 6年生の実践
租税教室 2月1日(木)

 2月1日(木)、講師に税理士の小田切章裕氏をお迎えし、6年生を対象にした租税教室を行いました。税金の仕組みについては6年生の社会科の時間に学習することになっていますが、映像資料を用いて、子どもたちに大変わかりやすく説明していただきました。本当の一億円の束と同じ重さのニセのお札を持つ体験もしました。税理士は税金を納めるためのお手伝いをする仕事だということがわかり、税金と税理士の仕事の内容を学ぶ貴重な機会となりました。

キャリアプランニング能力の育成 6年生の実践
(情報収集能力・探究能力)
箏演奏体験学習 12月21日(木)

  12月21日(木)に、学校支援ボランティアの瀬尾美由紀先生をお迎えして、「箏演奏体験学習」を行いました。まず、先生の演奏を聴いたり、弾き方を見たりしました。次に、楽譜の読み方や弦の弾き方の指導を受け、その次は実際に音を鳴らしながら練習をはじめました。教則本の練習曲を何度か練習した後は「さくら」の曲を練習し、最終的には、先生の伴奏によって全てを演奏することができました。箏の音色で柏小学校には早くも新年が訪れたような雰囲気に包まれました。

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人間関係形成・社会形成能力の育成 6年生の実践
パークゴルフ体験学習 10月13日(金)

 10月13日(金)に、十勝・幕別町が発祥の地であるパークゴルフ体験を行いました。指導していただいたのは、どんぐり見守り隊をはじめとする地域のボランティアの方々です。目的はパークゴルフ体験を通して、地域の方々とふれあうことと、ゴルフマナーと目上の人へのマナーを考えながら、グループで協力して活動することです。子どもたちは4人ずつの9グループで、グループごとに1人のボランティアの方についていただいてコースを回りました。一打一打教えていただきながら、全コースを回りました。ボランティアの方々には2学級あわせて9時~12時の3時間を丁寧に指導していただきました。子どもたちにとって、地域のボランティアの方々に教えていただいたことは、とても楽しく、心に残る体験となりました。

キャリアプランニング能力の育成 5年生の実践
講演「夢をかなえるために」 9月27日(水)
柏小学校卒業生 満寿屋商店社長 杉山雅則氏を講師に迎えて

 9月27日(水)に、満寿屋商店社長 杉山雅則さんを講師にお迎えして、ピザづくり体験学習と講演「夢をかなえるために」を行っていただきました。講演では、満寿屋パンの商品について、わかりやすく話をしていただき、すべての商品を十勝産小麦で作れるようになるまで長い年月がかかったことや、自分の目標を絵に表わして、机の近くやトイレなど、いつも目につくところに貼っておき、そのことについて常に考えるようにして、夢がかなった経験などを話していただきました。子どもたちにとって、夢を育むための貴重な講演になりました。

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